東京都築37年低層マンションの一室。
料理やホームパーティー、旅行が好きな夫婦のライフスタイルに合わせ、水回りの刷新も含めリノベーションしました。
インテリアのテーマは「Urban Life – Contemporary Art Déco」
1920~30年代にニューヨークで花開いたアールデコから着想を得て、幾何学模様、金属、対比的な色彩をLDKから寝室まで家全体に散りばめています。
主寝室は寝る前に読書をしたり、もたれてくつろげるように、特注ヘッドボードは高さと厚みにこだわりました。
包み込まれるような肉厚のヘッドボードは眠る際に安心感をもたらしてくれます。
ベッド両脇にTom Dixonの大理石ペンダントライトを設け、部屋の入口&ベッド近くでスイッチon/offできるように配線を計画しています。天井照明はクローゼット前にダウンライトを1灯設けたのみで、ペンダントライトやテーブルランプの優しい光を採用しています。
窓には内窓を設置し、床はアンダーレイありのカーペット敷とすることで断熱効果や防音効果を高めました。
寝室のテーマカラーは”インディゴブルー”
壁紙、クッション、カーテンに幾何学柄やインディゴブルーを取り入れて全体をつなげました。
カーテンは裏地に紫色の生地を選び、開閉の際に紫色がちらりと見えて気分があがる仕掛けも取り入れました。
カーテンは床+2cmの長さで仕上げ、少しクタっとなった裾がこなれた印象です。長めの裾は断熱効果もあります。
デザインが可愛らしいナイトテーブルはヴィンテージ。
古いものと新しいものをミックスさせて、都会的にコンテンポラリーにまとめました。
ただ寝るだけの場所ではない、心から寛げて楽しめる寝室が完成しました。