東京都築37年低層マンションの一室。
料理やホームパーティー、旅行が好きな夫婦のライフスタイルに合わせ、水回りの刷新も含めリノベーションしました。
インテリアのテーマは「Urban Life – Contemporary Art Déco」
1920~30年代にニューヨークで花開いたアールデコから着想を得て、幾何学模様、金属、対比的な色彩をLDKから寝室まで家全体に散りばめています。
LDK近くに位置していた6畳の和室は、ゆっくりと食事と楽しむためのダイニングルームに改装しました。
床はカーペット仕上げに、押し入れは大きなクローゼットに変更しています。
壁面はロンドンのパブやレストランでよく見かけたロイヤルレッド色で塗装し、一部にフランスCASAMANCEの幾何学柄の壁紙を施工し、温かくラグジュアリーな雰囲気に仕上げました。
照明やミラー、ダイニングテーブルの脚やカーテンポールは真鍮色を選び、華やかさを演出しました。
壁付照明とシャンデリアはヴィンテージ。
50年以上前のものですが、今見ても斬新でコンテンポラリーなデザインに惹かれて採用しました。
冬の夜はキャンドルを灯して。
温かな雰囲気に満ちたダイニングルームでは思わずワインが進みます。